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WDJ初!書籍翻訳<話題の森林浴>

日本生まれのリラクゼーション法「森林浴」が、今世界で注目を浴びているのをご存知でしょうか。森林浴は1982年に林野庁が提唱した造語ですが、数年前から欧米でも”forest bathing”、さらには日本語のままで”Shinrin-yoku”として紹介されるようになり、新しい健康法として話題になっているのです。

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フィフティ・シェイズ・オブ・グルー?

翻訳をしていると、至極シンプルに思われる言葉に非常に悩まされることがあります。

例えば、日本語の「青(ブルー)」という単語を調べてみると、青いという意味だけでなく、その前後関係によって緑(グリーン)、白(ホワイト)、灰色(グレイ)、黒(ブラック)といった意味まで出てくるので驚きます。

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ニホンゴって難しい?

日本語は難しい言語だと思っている人が多いようですが、実際のところ、どれくらい難しいのでしょうか?もちろん、確かに学習したり、翻訳したりするには難しい言語です。でも、そこには、一般的に想像される難しさがあるのだと思います。
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日本製品の英名あれこれ

トランスクリエーション(マーケティングやブランディングの分野における、創造的な現地化)は簡単な事ではありません。その中でも難しいのは、そもそもの名前を外国のマーケットでどのように変化させるか、ということだと思います。今回は、3つの日本ブランドを取り上げて、それらの名前が英国のマーケットでどのように変化したかについて書きます。

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クールジャパンは必要か?

イギリスのスポーツカーが好きなフランス人は、キャス・キッドソンのバッグも好きだろうか。スコッチを愛する中国人はどうだろう。彼らはUKポップスにも心奪われるだろうか。答えはどちらもたぶん「No」。そんなところからある疑問が生まれた。なぜ「クールジャパン」と称して、寿司から盆栽用の剪定ばさみ、クレヨンしんちゃんから剣道にいたる一切合切をまとめたイベントやキャンペーンをするのだろう。

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日本製品専門のオンラインショップ

細部へのこだわりと優れた品質で有名な日本製品。日本には、そこにしかない、ワクワクするような素敵な商品がたくさん売られています。そうした商品を目にする度に、「これをイギリスで売ろうと思う人はいないのだろうか?」という思いが沸々と湧きあがります。

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篪庵(ちいおり)プロジェクト

2003年のこの記事は、日本に関する素晴らしい著書、『美しき日本の残照(Lost Japan)』、『犬と鬼 — 知られざる日本の肖像–(Dogs and Demons:Tale from the Dark Side of Modern Japan)』を書いたアレックス・カー氏への初めてインタビューする機会を得たときのもの。さらには、私自身2度目の四国訪問でした(1度目は、四国 88カ所巡りの時)。確か、東京から大阪まで新幹線で移動した後、少なくとも2~3本のバスを乗り継いで人里離れた祖谷渓にたどり着いた記憶があります。
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21世紀の侍:相馬野馬追祭り

イギリスに帰国した昨年の夏は、長く住んだ日本を離れる直前まで各地を取材してまわりました。福島県南相馬市の相馬野馬追祭りも、その中の1つ。これは本 当にすごいイベントで、2011年3月に起きた震災以来、南相馬市が乗り越えてきたことを思うと、なおさらそのすごさを感じます。桜井勝延市長自ら、震災 の数日後、英語でYouTubeにビデオを投稿し、甚大な被害に苦しむ南相馬市への支援を求めました。下に
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